「参拝ノート」から 第8号
 大乘寺の本堂(法堂(はっとう)とよぶ)の正面入口などに、いわゆる「参拝ノート」がおいてあります。
大乘寺におまいりいただいたお方が、ご自由にお書きくださっているノート・ブックです。
この「参拝ノート」には、大乘寺への思いや印象、仏さまへのお願い、ご自分のことなど、さまざまなことがしるしてあります。
それを拝見して、私は、あるときには、なるほどと共感し、また、あるときには、はげましの元気をいただき、また、あるときは、ことばを失ってただ黙然とするのみ、あるいはまた、おゆるし下さい、と頭を下げる・・。
うそ、いつわりのないまごころ、真剣なことばに、私は、合掌させていただいています。
 これから、「参拝ノート」のなかから、いくつかをここにご紹介させていただきましょう。きっとみなさまにも、毎日の生活のなかで、なにかご参考になるとおもいます。

「今から14年まえ、大乘寺で結婚式をあげさせていただきました。毎年、二、三度は父(義父)の墓参りにきています。夫婦仲良く、大乘寺のお墓に入るまで、毎年、元気に来られますように。14.7.14、I・A、I・Y」

「息子が大乘寺のご本尊様のご縁に触れますように、ただ祈るばかりです。14.7.14、S・S」

「私は脳梗塞、お参りしました。14.8.11」

「私も同じ病気を克服してがんばっています。あなた様がなおりますように。14.8.17」

「おかげ様で、日々良くなります。ありがとうございます。14.11.14」

「孫が合格しますようにお祈りします。15.1.21、M」

「孫の合格、ありがとうございました。15.2.18、M」

「おシャカ様に、イラク、北朝鮮、アメリカへ行って平和な世界を悟らせていただければと願いつつ。15.2.28、S・H」




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